2017-01-01から1年間の記事一覧
1.軽視されがちな要介護高齢者の『食べる』 世界に類のないほど激しく進む日本の高齢化。2007年には65歳以上の高齢者が人口の21%を突破し、『超高齢社会』に突入しました。その後も日本の超高齢化社会は継続的に進み、高齢人口が増えたことから、高齢者の…
1.高齢者の「食べられない障害」とは 2017年の日本は、国民の4人の一人が65歳以上の高齢者といわれる高齢化社会のど真ん中にいます。人は誰もが歳をとり老いていきますが私たちは高齢者のことをよくわかっていません。高齢者になると、歩くことや話すこと…
1.国民の2人の1人は高血圧!ほぼ全ての高齢者に減塩食対策が必要な状況だった。 平成18年国民健康・栄養調査結果によると、国内の5490万人が高血圧、2050万人が糖尿病と、それぞれ全国民の2人に1人が摂取する塩分を控える必要のあるすさまじい状況でした。…
1.75歳から対象になる後期高齢者医療制度 平成20年4月から開始した『後期高齢者医療制度』、75歳(寝たきり等の一定の障害がある場合は65歳)以上の方が加入する独立した医療制度で、対象となる高齢者は個人単位で保険料を支払います。 『後期高齢者医療制…
1.介護食が必要な日本の高齢者 国民の4人の一人が高齢者の時代。多くの高齢者が食べることや飲みこむこともままならず、やわらかくて飲みこみやすい食べ物を食べています。 嚙み砕く力(そしゃく機能)が弱った方が普通の食べ物を無理に食べようとすると、…
1.高齢者を一気に衰えさせる『ロコモ』とは? ロコモは、『ロコモティブシンドローム(運動器症候群)』の略で、一般にロコモと呼ばれることが多いです。ロコモは、2007年に日本整形外科学会が提案した概念で、まだまだ認知度は低い言葉ですが、学会や医療…
1.日本には高齢者の細かなニーズに応える様々な老人ホームが存在する 日本の高齢化に伴う老人ホームへの関心と人気は日々高まっています。老人ホームは、介護施設でありながら高齢者の自宅として利用される生活の場であるために、さまざまな設備やサービス…
1.老人ホームを斡旋(あっせん)する業者がある 毎年のお盆休みやお正月後は家族が集まる機会も増え、在宅生活に不安を覚える高齢者の老人ホーム入居を検討する方も急激に増えます。高齢者の家族は、ネットで情報を調べたり、電話窓口に相談したり、施設に…
1.3つの老人ホーム、特養、介護付き、住宅型 要介護者600万人の時代。国の介護保険サービスが縮小する中でも終の棲家としての老人ホームの人気は年々増していく一方です。老人ホームといえば多くの人は『特別養護老人ホーム』を頭に浮かばせますが、老人ホ…
理想的な栄養バランスを追求! 日清医療食品の「食宅便」 1.要介護認定の流れ 日本の高齢者率は平成28年で約27.3%、国民の4人の一人が高齢者です。この高齢者の600万人が要介護認定を受けていて、日々の生活に介護保険を上手に利用しています。介護保険は…
1.超高齢化社会の日本、高齢者の飲む薬も多い。 超高齢化社会の日本。いまでは65歳以上の高齢者の割合が27%を超え、4人に1人が高齢者の時代です。その高齢者のほとんどは高血圧や糖尿病など、さまざまな病気を患っています。もちろん飲む薬もたくさん。10…
1.みず・めし・うん・うん とは? 『みずめしうんうん』実は介護現場ではよく聞く言葉です。 高齢者の身体機能はもちろん、認知機能の維持、改善までに役立つ魔法のような法則です。 それは「水、飯、ウン(コ)、運(動)」です。つまり、十分な水分を摂…
1.不安がいっぱいな老人ホームへの入居 日本は進む高齢化社会にともなって、老人ホームの入居者も年々増えています。しかし老人ホームへの入居なんて、ほとんどの人は初めてのこと。特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住…
1.高齢者の在宅生活は骨折の危険だらけ 高齢者は筋肉が衰えやすいうえで発達もしにくく、若い人並みにタンパク質を摂ってもなかなか筋肉の維持が難しいです。とある医学系の研究によりますと、若い人が1日に8gで筋肉が作られるのに対して、高齢者は24g…
1.自炊できなくなる高齢者と、ヘルパー利用の限界 超高齢化社会の日本、全国民の4人に1人以上が高齢者です。また同時に、日本の高齢者単身世帯や高齢者夫婦世帯が年々増加する一方です。そのために高齢者の身体能力の低下に伴った家事と炊事の負担は見えな…
1.加齢にともなう食欲の減退 高齢者の37%が低栄養状態、35%が低栄養の予備軍、合計72%が栄養問題を抱えるという研究調査があるほど、高齢者になると細くなった食の為に低栄養状態に陥りやすいです。高齢者になると健康的な食生活を意識して、低カロリーの…
1.高齢者のほとんどが普通には食べられない 日本の高齢者率は平成28年で約27.3%、国民の4人の一人が高齢者です。この高齢者の600万人が要介護認定を受けていて、毎日の生活に人の手を必要としています。食べることや飲みこむこともままならず、やわらかく…
1.低栄養と生活習慣病で苦しむ日本の高齢者 世界的な長寿国で名高い日本!男性の平均寿命は81歳、女性は87歳に上ります。その原因には日本の健康的な食文化である『和食』も大いに役立っているとのこと。最近では和食が世界無形文化遺産に指定されたり、世…
1.老人ホーム入居の検討は知らない事だらけ 団塊世代の高齢者によって介護を必要とする高齢者も急速に増えています。高齢者も多くは住み慣れた自宅を離れることにはかなりの抵抗がありますが、それでも病気やケガ、身体介護のために、療養病院に入院したり…
1.高齢者の5人に1人が認知症、しかし理解は足りず 2015年1月の厚生労働省の発表によりますと、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人が認知症患者とされています。団塊の世代が75歳以上となる2025年には、認知症患者…
1.増える高齢者の貧困、最後の砦は『無届老人ホーム』 急速に増えていく日本の高齢者、今では高齢者の為の様々な介護サービスや関連商品も次々と開発され、身体の不調のある高齢者の暮らしも昔に比べると大きく改善されました。しかし、高齢者の暮らしを支…
1.老人ホーム入居相談員の選ぶオススメの老人ホーム10選 老人ホームの入居相談員としての経験から、安心して紹介できる大手老人ホーム運営会社10社の老人ホームブランド(名前)を紹介します。本当は会社の良いところも悪いところも、名指しではなかなか言…
1.老人ホーム入居には『身元引受人』が必要 高齢者の一人暮らし、老老介護の夫婦の二人暮らしが急速に増加しています。高齢者独居世帯には結婚をしていない方も多く、頼れる家族もいないために介護保険の利用や生活保護の申請などもできずに極貧生活を送っ…
1.老人ホームの生活環境は規模によっても変化する 進む高齢化と共に徐々に増えていく老人ホーム入居者の高齢者。老人ホームは終の棲家として高く期待されています。しかし、老人ホームは病院のように一時的に治療や療養のために滞在する場所ではなく、自宅…
前編(高齢者に多い病気のこと、知っておこう!(前編) - 高齢者介護のあれこれ)に続き、高齢者に多い病気、治療法、医療器具について簡単に紹介します。 1.痰の吸引(たんのきゅういん) 痰の吸引は、口腔内、のど(咽頭、喉頭)、鼻腔、気管、気管支な…
日本人の平均寿命は男女合わせて約84歳。世界有数の長寿国です。しかし日本人の老後は決して元気で明るくはありません。75歳以上の後期高齢者のほとんどが様々な病気やケガで薬に溺れんばかりの生活を送っています。いつ突然訪れるかもしれない高齢者の病気…
1.増えるグループホームと老人ホーム 65歳以上の高齢者が国民の半分、2045年の日本の話です。超超高齢化社会が進む中、介護保険を利用したグループホームと老人ホームの数は年々増えています。特に東京都は2025年までに現在5000床のグループホー…
要介護者600万人の時代。国の介護保険サービスの縮小の中でも毎年老人ホーム入居者は増えていく一方です。今回は、[(医療編)これでも老人ホームに入れるの? - 高齢者介護のあれこれ]の続編として、様々な生活の要望や悩みがあっても老人ホームに入居で…
1.増える要介護者と老人ホーム人気 要介護者600万人の時代。国の介護保険サービスの縮小の中でも毎年老人ホーム入居者は増えていく一方です。老人ホームは賃料や食費込みで13万円から20万円が一般的で、介護、医療体制はもちろん看取りまで行うところが多…
1.介護が必要な高齢者に『介護保険』は、まさに生命線。 超高齢化社会の日本、毎日の生活に人の手を借りなければならない高齢者が急速に増え、要介護認定を受けた方は2016年に基準で600 万人を超えました。介護保険は要介護の認定調査で決まった介護度によ…