高齢者介護のあれこれ

介護相談員の在宅介護ガイド

眠っていた両親の品物が思わぬ大金になる。

 

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1.高齢者の生活にはお金がかかる。

超高齢化社会の日本、高齢者は増え続けています。高齢者というには元気すぎる65歳以上が高齢者と呼ばれ、75歳以上は後期高齢者と呼ばれます。人の助けが必要になってくる時期も75歳以上になってからが多く、85歳以上では介護施設に入居する人の割合も増えます。

 

人の助けが必要ということは、お金がかかるということ。家をバリアフリーにするにも介護用品を買うにも、ヘルパーや家事代行に介護や家事をお願いするにも、お金がかかります。家族が仕事を辞めて毎日親の介護をするとしても、働ける人が介護で職場を離れると生活費の圧迫からは逃れられなくなります。

 

しかも高齢者の多くが年金暮らしであり、その年金は一人暮らしの基準で8万円から13万円です。もちろん20万円を超える方もいますが、反対に5万円を下回る場合もあります。平均値を13万円くらいと考えても、毎月の医療費、介護保険料、食費、家賃などを支払うとなると大体の人はお金が足りていません。平均して毎月3万円の赤字で、貯金を崩して暮らしているともいわれています。

 

高齢者が介護施設(有料老人ホームなど)にでも入居しようとすると、月に20万円ほどはかかるところが多い上、数百万円も入居一時金が必要な場合も多いです。このように高齢者になると、生活が質素になっても今までの生活を維持するだけでも必要なお金が膨らんでいきます

 

 

2.本人さえも忘れていた『高価』なものがある

将来の不安で老後資金を貯める人は多いです。しかし、十分な資金が貯められる人はごくわずかです。また、なにかのアクシデントや、家族の医療&介護費用を援助する場合は自分の老後資金が必然と減っていきます

 

このとき、調べるべきものが両親の家の高額なもの。趣味で集めた骨董品や芸術品、高価な着物、また場合によっては株券などの有価証券や多額の現金、金塊や宝石類が見つかることも少なくありません。その多くはご両親が逝去された後の片付けのときに見つかることが多いですが、これを掘り出すことでご両親の老後をより豊かにすることができるので早めに見つけて早めに活用する必要があります。

 

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2016年のことですが、静岡県に住む木村さん(62歳/仮名)はご両親の逝去後、遺品整理業者にご両親の家の片付けを依頼しました。そこでなんと、2億円もの現金と7000万円もの有価証券と貴金属類が見つかりました。木村さんの家は金に不自由のない家庭でしたが、とはいえ数億円の現金が見つかるほどの大金持ちでもなかったです。遺品整理をお願いした息子の方も、ご自分の家で数億円が見つかるなんて想像もできずとても驚いていました。そしてご両親が健在だったときにお金のことを知っていればもっと両親のために使わせてもらいたかったといいます。

 

このように巨額の現金が見つかる場合はごくわずかではありますが、遺品整理では数十万円から数百万円分の資産が新たに見つかることが非常に多いです。なかでも貴金属類はいうまでもなく、ブランド品のものであれば古い時計や雑貨、着物は高値で売れることが多いです。また偽物の割合は高いですが、非常に高価な骨董品が見つかることもあるので、想定外の大金になるものもあります。

 

ご両親の生前から気になるものがあれば査定に出してみるのがいいですね。

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なんと、食器類も高値で買い取りできるようですので、ぜひご確認を。

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3.遺品整理と生前整理、そして不用品整理の違い

 家の中に埋もれている宝物を見つけるには、物の価値を査定してもらう必要があります。そのためによく使われているものが以下の3つです。

 

①遺品整理サービス

 ご両親が逝去なさってから家のものを整理してもらうサービスです。遺品整理は単なる不用品整理とは異なっていて、物を処分するより物を整頓することにフォーカスが合わせられています。もちろんゴミや不用品は処分したり売却させていただいたりしますが、遺品整理は故人の大切な品を整理しつつ、ご家族が故人の死亡手続きや相続、金融機関手続きのために必要な書類までをまとめてくれます。なので、普通の不用品整理では捨てられてしまう手紙や写真帳などの思い出の品も大切に整理して家族に届けてくれます。

 

遺品整理は一般に30万円から60万円と不用品整理よりも数倍以上高いこともあります。しかし丁寧なお仕事と遺品の適正な査定と買い取りが評判で利用する人は多いです。しかし中には遺品整理士を名乗る悪徳業者もいるので要注意です。日本では遺品整理士認定協会が優良な遺品整理業者を管理&紹介しているので、遺品整理を依頼する際には遺品整理士認定協会の会員企業であるか確認することをお勧めします。

 

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②生前整理サービス

 生前整理とは高齢者が健在であるうちに、一度家の物を整理するものです。家族と同居をすることになったり、老人ホームなどの介護施設に入居する際に行うことが多く、実際に行う人はまだ多くありません。基本的には遺品整理と同様であり、生前整理をお願いする専門業者も遺品整理の専門業者になります。

 

住み慣れた家からの転居など、大きなきっかけがなければ生前整理を行う機会は少ないですが、生前に時間的余裕をもって大切な品を家族に譲ったり、介護施設への入居金を確保するためにも有効な手になるので前向きに検討する必要があります。

 

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③不用品整理サービス

 不用品整理サービスは、言葉通りに不要な品を処分してくれる業者です。1万円から15万円ほどと、遺品整理や生前整理よりも費用がやすいのが喜ばれるサービスで、金銭的な余裕がなかったり、ゴミの処分が最優先の方には良いサービスになります。

 

しかし、不用品整理サービスは利用する際に非常にトラブルが多いサービスでもあります。専門性の低い査定または悪意のある査定で高価なものをあまりにも安価で引き取ったり、家の片付けの最中に見つかった貴金属や現金を勝手に持ち去る業者も少なくないとのことです。遺品整理専門業者に家の整理をお願いする方の中には、安価な良品に惹かれてお願いした不用品整理サービスでトラブルが発生して再度遺品整理サービスをお願いするケースも少なくないとのことです。

 

4.安心できるサービスの紹介 

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上でも少し書かせて頂きましたが、両親の家の整理と査定には遺品整理士認定協会が管理している『認定遺品整理士』による整理と査定がもっとも安心できます。利用料金が少し高くなりますが、安心して家全体を整理してもらうには一番お勧めです。

 

しかし、特定の品を査定してもらいたいときは遺品整理や生前整理、不用品整理よりもインターネットで申し込みできる簡単な査定、買い取りサービスを利用することをお勧めします。テレビCMでもお馴染みの、お勧めの査定&買い取りサービスはこちら。

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いろいろとお金がかかる老後生活、親孝行にも悔いのない生活ができますよう不要な物の査定と買い取りをご検討ください。