高齢者介護のあれこれ

介護相談員の在宅介護ガイド

豪華絢爛、日本最高峰の高級老人ホームの紹介!

1.日本には高齢者の細かなニーズに応える様々な老人ホームが存在する

 

日本の高齢化に伴う老人ホームへの関心と人気は日々高まっています。老人ホームは、介護施設でありながら高齢者の自宅として利用される生活の場であるために、さまざまな設備やサービス、環境の老人ホームが存在します。中には入居金0円、月額料金13万円台から入居できる老人ホームもあれば、入居金0円、月額料金200万円といった老人ホームも存在します。入る、入らないは別にして、日本の豪華絢爛な老人ホームを5つ紹介します。

 

①サクラビア成城

 

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▲レストラン、宮殿のような佇まいの品のある空間、圧倒されます。

 

・住所:東京都世田谷区成城8丁目22番1号

・入居金:1億2800万円~3億1300万円

・月額料金:約24万円~約40万円

・居室広さ:50.89~ 147.44m²

 

サクラビア成城は、普通の人には恐ろしいほど高い高級老人ホームで当然のように億万長者のみが入居する日本の最高峰の老人ホームです。高級老人ホームによくあることですが、入居可能年齢はやや低めの60歳から。自宅とは別に御離れとして契約される入居者も多いとか。体験入居も高そうですが、なんと5400円と安いです。

 

②プレール・ロヴェ豊洲

 

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▲スカイラウンジ、豪華客船のクルージングライフをイメージしているそう。

 

・住所:東京都江東区豊洲1丁目2-8

・入居金: 0円~1億7200万円

・月額料金:約20万円~116万円

・居室広さ:46.49~109.26㎡

 

プレール・ロヴェ豊洲も60歳から入居できる超高級老人ホームの一つ。休日には近くの銀座や日本橋に買い物で出かける方も多いとか。ここは老人ホームではありますが、原則として、入居時基準で自立して日常生活が可能で健康な1人、又は2人入居の方で、どちらかが自立されていることが入居条件。認知症がある方は基本的に入居できないようです。しかし入居された方の場合は基本的に自立から要介護5まで、24時間看護体制の下で対応しています。

 

③サンシティ吉祥寺

 

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▲レストラン、広々とした庭園が眺められる明るくて気持ちの良い空間です。

 

・住所:東京都三鷹市下連雀5-3-5

・入居金: 4080万円~1億4200万円

・月額料金:約20万円~35万円

・居室広さ:39.10~96.00㎡

 

サンシティ吉祥寺は、住みたい街ナンバーワンに選ばれる吉祥寺にある高級老人ホームです。入居時に満70歳以上で自立である必要があって、要介護状態になってからも安心して過ごせる老人ホームです。四季の花々で彩られる中庭と、シックで落ち着いたレストランが印象的です。

 

④成城歐林邸

 

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▲エントランスホール、とても気持ちのよい空間です。

 

・住所:東京都世田谷区成城3-11-28

・入居金:453万円~6330万円

・月額料金:約31万円~179万円

・居室広さ:30.00~52.20㎡

 

成城歐林邸は都内屈指の住宅街「成城」に佇む、旧日本貴族の邸宅をそのまま活かした老人ホームです。施設の中には改装前の邸宅で使われていたトルコ王室のガラス工芸品のシャンデリアや、欧州貴族ロウソク立てなど、調度品にも重厚感があります。入居条件は一般的な老人ホームの入居条件と同様、65歳の自立から要介護5までの方で、他の高級老人ホームよりも入居は容易です。昔ながらの邸宅ならではの庭園には、立派な木々が管理されていて心安らぐ心地よい空間を作り出します。

 

⑤ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジ3

 

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▲ダイニング、和室を基調に作られた空間がとてもきれいで落ち着きます。

 

・住所:神奈川県川崎市宮前区犬蔵2-34-7

・入居金: 0円~7160万円

・月額料金: 約28万円~約102万円

・居室広さ: 39.25~48.71㎡

 

ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジ3は、ビレッジ1と2と隣り合っていて、名前通り町のような巨大な老人ホームエリアを構築しています。ビレッジ3は入居時に自立した方のみ入居できますが、介護度が高まると隣り合ったビレッジに移り住むことも可能です。ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジ3は、医・食・住と、老人ホームの基本に非常にこだわっていて、普段からの生活を楽しく心地よい時間にするところが凄いです。身体が衰えると食べることもままなりませんが、ここでは亡くなられる前日までも食の楽しさを失わずに過ごせるところが凄いです。

 

2.老人ホーム、姥捨て山どころかもはやステータスの表しになってきた

 

一昔前までは、老人ホームは精神疾患の患者さんが拘束帯に縛られて過ごすイメージとあまり変わらない、現代の姥捨て山のように思われていました。しかし今では経済的、環境的余力があれば入居しないほうが損するような時代になってきました。うえでは超高級老人ホームについて紹介しましたが、このような高級老人ホームができるまで老人ホームの認識も少しずつ変わってきているのです。介護に悩む方々、ぜひとも親孝行だと思って老人ホームへの入居を検討してみてはいかがでしょうか。きっと家族の健やかな毎日につながりますよ。